2026年3月4日
【受賞報告】ジャグラコンテスト2025 シルバー賞を受賞しました(当社デザイナー・矢嶋和美)
このたび、当社デザイナーの矢嶋和美が、一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(JaGra)主催「ジャグラコンテスト2025(Adobe Illustrator部門)」にてシルバー賞を受賞しました。

ジャグラコンテストは、DTP制作における正確性や実務対応力などが総合的に評価される技能競技会です。制作工程や設定意図まで問われる実務に近い課題形式が特徴で、業界における技術力を客観的に測る機会の一つとされています。
本記事では、受賞に至るまでの取り組みや制作の裏側について、本人に話を聞きました。
—— 今回、挑戦されたきっかけは何だったのでしょうか。
矢嶋:会社の役員さんから「実力を試してみてはどうか」と声をかけていただいたことがきっかけでした。自分の実力を客観的に確認できる良い機会だと感じ、挑戦を決意しました。
—— 課題はどのような内容でしたか。
矢嶋:課題は約1か月かけて取り組む形式で、単に完成形を再現するだけでなく、制作工程や設定理由、使用機能の意図まで提出が求められる内容でした。完成物の精度だけでなく、「どのような考えで制作したか」という思考プロセスも評価対象となる、実務に近い高度な課題でした。
料理に例えるなら、完成した料理の写真があり「このキッチンにある道具だけを使って、写真と同じ料理を完全に再現しなさい。さらに、なぜその手順や調理法を選んだのかも説明しなさい。そして、ほかの人が見ても再現できるようにレシピも提出しなさい」と言われるような課題でした。見た目だけでなく、工程や理由まで含めて評価される試験で、とても難しかったです。
—— 制作で特に意識されたことはありますか。
矢嶋:「出題者が何を評価しようとしているのか」を考え続けることでした。見た目の再現だけではなく、なぜその機能を使うのか、なぜその設定にするのかといった制作意図まで含めて設計することを重視しました。
—— 最も難しかったポイントは何でしたか。
矢嶋: 再現以上に「工程」や「設定理由」まで求められた点です。デザインの正確さに加え、印刷の基礎知識や実務を想定した対応力も問われるため、総合的な技術力が必要とされる内容でした。
—— データ設計で意識された点について教えてください。
矢嶋:実際の業務を想定し、印刷工程で問題が起きないデータ設計を強く意識しました。見た目の一致だけでなく、再現性や安全性、実務での運用のしやすさまで考慮し、「誰が作業しても再現できるデータ作り」を目指しました。
—— 受賞が決まったときのお気持ちは。
矢嶋:Illustratorは大学時代から学び始め、長年実務でも使用してきたツールです。そのため高得点を目標に取り組んでいました。今回評価をいただけたことは、これまで積み重ねてきた経験が肯定されたようで、大変嬉しく感じています。
——矢嶋和美さんからのメッセージ。
「制作は個人で向き合う作業が多いですが、その積み重ねを今回評価していただけたことを素直に嬉しく思います。
関わってくださる皆さまへの感謝を忘れず、これからも地道に技術を磨いていきたいと思います!」
今回の受賞を通して、品質を支える技術的な取り組みや制作精度へのこだわりを知っていただくきっかけになればと考えています。品質や工程まで意識したデータ作りを行っていることが、お客様にとっての安心材料の一つとなれば幸いです。
今後はIllustratorの自動化機能などの活用をさらに進め、制作の効率化と品質向上の両立を目指してまいります。正確性が求められるDTP分野において、基礎技術のさらなる向上と安定した品質提供に努めてまいります。
